株価の未来を読む—データ分析で投資の可能性を広げよう

jun@wp
「株価は生き物のようだ」と言われることがあります。市場の動きに応じて常に変化し、時には予測不能な波を描く。しかし、データ分析を駆使すれば、その波の裏側にあるパターンを探り、賢く投資判断を下すことができます。本記事では、Pythonのyfinanceライブラリを活用し、Yahoo!ファイナンスのデータを取得しながら株価分析の基本的な手法を解説します。投資のヒントを得る第一歩として、データの力を味方につけてみませんか?
・開発環境:Google Colaboratory(グーグルコラボレイトリー)
1.株価データを取得する
まずは、yfinanceライブラリを使って株価データを取得しましょう。Pythonを利用すれば、最新の市場データを簡単に収集し、分析に活用することができます。以下のコードを実行すると、特定の銘柄の株価データを取得できます。
例として楽天グループ(4755.T)と日本製鉄(5401.T)の株価データを取得してみましょう。
import yfinance as yf
# yf.download(対象の株銘柄、期間、頻度)
tickers = ['4755.T', '5401.T']
data = yf.download(tickers, period='2y', interval='1d')
data
import yfinance as yf
# yf.download(対象の株銘柄、期間、頻度)
tickers = ['4755.T', '5401.T']
data = yf.download(tickers, start='2022-07-01', end='2023-07-01', interval='1d')
data
内容 | パラメータ | 指定する値 |
---|---|---|
銘柄 | tickers | 銘柄のシンボルを指定 |
取得期間 | period | 1d, 5d, 1mo, 3mo, 6mo, 1y, 2y, 5y, 10y, ytd, max |
取得間隔 | interval | 1m, 2m, 5m, 15m, 30m, 60m, 90m, 1h, 1d, 5d, 1wk, 1mo, 3mo |
開始時期 | start | YYYY-MM-DD |
終了時期 | end | YYYY-MM-DD |
yfinanceは、株価分析の入り口として非常に強力なツールです。今回ご紹介した基本的な使い方をマスターすれば、あなたもデータに基づいた投資判断に一歩近づけるはず。
まとめ
株価分析は、データと向き合うことで戦略的な投資判断をサポートする強力なツールです。yfinanceライブラリを活用すれば、株価データの取得から分析までをスムーズに実施できます。この記事を参考にしながら、自分の投資スタイルに合った手法を見つけてみてください。
興味がある方は、さらに高度なテクニカル分析や機械学習による株価予測にも挑戦してみてはいかがでしょうか?データの力を最大限に活かして、より賢い投資を目指しましょう!
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